ぶっちゃけ話を少々

こんにちは。京都整体の粟野です。

どうでもよい話ですが、山形県民は電話に出るときに、

「はい粟野です。」ではなく「はい、粟野でした。」

と出ます。なぜ過去形なのか!?自分の中では理路整然と説明できるのですが、もし知りたい方がおりましたら院にいらした際にでも聞いてください(笑)

以上、だからどうしたと言われたら、すいませんというお話でした。本題に入ります。

今回の題名を”ぶっちゃけ話を少々”なんて大層な題名をつけてはみましたが、患者さん(特に、初めて行く整体のお店を探している方)の気になるところに届くものであれば幸いです。

一般的に、患者さんの声で良く聞く話として、

「整体院とかのお店ってなんか、ずーと通わされるのがちょっと苦手なかんじ」

「売り上げの為に、メンテナンスとか言って来院を引っ張り続けるんでないの?」

というようなご意見があります。

たしかに、仰ることや不安な心境、疑念の気持ちは凄くわかります。

私も、この世界に入る前に徒手療法を全く知らなかったときは、カイロプラクティックの施術などは、一回施術を受けたらその一回で悪いところはすっきりと改善されて数ヶ月とか半年とかはもう大丈夫になるものと思っていました。あれですね、自転車の修理みたいな感じをイメージしていたのでした。でも実際は自転車のパンク修理みたいにはならないことに、学校で学んでいたときはギャップと少々のがっかり感を覚えたものでした。

あれから10年ちょい経ちますが、やはり、人の体は難しいなと感じます。

勿論、一回で痛みが軽減したり可動域が広がったりは珍しくはありませんが、それでもう完全に大丈夫な状態とは言えないケースが多いと感じます。

 

ここで話は少し変わって。

この徒手療法業界は治療院経営のコンサルタントなんかも結構前から盛んでして「患者さんにリピートしてもらうノウハウ」とか「クロージングのトークスクリプト」みたいな情報を提供する有料セミナーが開かれていたりします。経営や治療テクニックのDVDなんかも非常にたくさん販売されています。メルマガとかに登録しようものなら、ばんばんメールが送られてきます。他の飲食業界とかはどうなんでしょうか?とにかくこの業界はとても多いです。YouTubeにいろいろと動画もあげている施術家さんも多いですし。試しにYouTubeで「治療院、リピート」とか検索するとたくさん動画が出ています。「腰痛、調整」とか「骨盤、矯正」とかでもたくさん出てきます。

どんな業界でも経営系の勉強は必要だとは思うのですが・・・。

話は最初に戻って。不調の改善に対しての必要な施術を誠実に施すとなると、経営上のノウハウは横に置いといたとしても、やはり必要な回数というのはその患者さんのケースによってはどうしてもあるのです。

今まで歪んだ状態で生活していた心身への施術は、脳や神経系への理想的な状態の上書きの側面もあります。なので、例えばスポーツなどで悪い癖を正す時のような個人差もあるのです。全く経験のない競技をした時に、初回からすんなりできてしまう人もいれば、そうでない人もいると思います。それに似た部分もあるのです。ここが自転車の修理とは大きく異なる部分なのかと思います。仕事など生活の中でどうしてもやらざるおえない負担になる動作などもありますし。

 

患者さんの体のサインや情報を丁寧に拾わずに、トークスクリプトなるものやノウハウ前提で発せられた施術スパンは患者さんの為ではないので×だと思います。

でも、からすまおいけはそういう感じでは全くないので安心してください。

いろいろなものを考慮して、次回の来院の目途をお伝えさせていただきます。予約の強制ではなく目途のお伝えです。それを参考にどうされるかは皆さんの自由ですので。

なので、もし整体を探している方でこれを読んだ方がいらしたら参考にしてみてください。(参考になるかな・・・。あと、ぶっちゃけというほどでもなかったかも)

「俺の自転車がパンクした理由」