支部長の馬鹿。

一年間やってきましたJICO関西支部ベーシックコース全10回終了しました。

{AFA07BFF-D0CE-438B-BA6E-A9C1CC1C266D}

 

{3682EC45-34DF-4A59-9031-F1B6B8642D27}

 

{0E705875-3BE4-4E77-B3EB-D65ADEC84CF8}

 

{6C2D9B35-37AC-4E5B-9830-05BEA7E4F033}

今までの講義を振り返りスティルの四大原則を詳しく解釈しながら

オステオパシーの最も重要な概念の一つ「統合」について。

後半は結構ガチな筆記・実技試験を行いましたが

みなさん合格‼

普段の臨床の中で

ちゃんとスティルのクラシカルオステオパシーの考え方を

応用されて積み重ねているのが分かりました。

JICOのベーシックコースを全10回開催させてもらいましたが

最初に2つの方向性を設定しました。

講習会が始まって

一方は思い描いていたのと大分違ったのですが・・・

もう一方はやっぱり間違っていなかった!

 

間違っていた方

「参加した講習生を治療家として成長させたい」

人を育てるという言葉がありますが、

あれは間違っていますね。

人は勝手に育つ。

本人がなりたいようになる。

 

もし、急に成長したとしたらそれは成長する条件が整っていたからで

伝えた人の働きかけはきっかけにすぎない。

「成長させる」という言葉は、誰かの都合で働きかけられている証であり、同時に

働きかける側が、人の存在と質を信じていない証である。

上手くすることができると一瞬でも思ってしまっていた

僕が馬鹿でした。

人は今、存在しているその全てが適切である。

上手くなった人は上手くなるべきだったし、

上手くならなかった人がいるとすれば、

それは上手くなるべきではないのですね、きっと。

 

なるようにしかならん!!

そして、参加されたみなさんは上手くなりました❤️

{F2963102-446D-47EA-8C3F-5E32309555FD}

僕自身も教えるという立場を通して、今年でかなり上手くなりました。

【(以下、偏った人の偏った意見ですが、僕は感謝という言葉は文字では使いません。アレは自己陶酔型のエゴイストが、卑下慢で使い、人の目を欺く言葉だと考えています。簡単に使ってしまうのは、感謝が条件や状況だと思っているのでしょう。とりあえずで使っちゃダメでしょう。感謝とは態度であり姿勢、息をするが如くできていなければなりません。感謝を言葉にしないとわからないとも言いますが、与えるという行為に見返りはなく、そもそも人から感謝されたいと思って行動していないので、僕には感謝を言葉にする意味はわかりません(人の上に立つと言葉にしないといけないみたいですが・・・)。全力で相手を思い、全力で相手の役に立つ。それだけ。誤解されたらそれまで。僕は、そこまで多くの人の目に触れるほど大きな存在になる必要はないし、そんな不特定多数の人に好かれたくはない。とか普段考えている僕が、このご縁に感謝します。とか素直に書きますよ(笑)。

 

今回の講習会に参加された先生方と

このご縁を頂いたJICOの松澤会長を始め、理事、各会員先生からもアドバイスいただきました。

支部講師の西川先生と羽場先生。

講習会運営に協力してくれたうちの店のスタッフ。

本当にありがとうございました。

間違っていなかった方

「全ては4大原則に従う」

やはり、スティルのオステオパシー4大原則は偉大です。

治療の概念の最小構成単位でありあれ以上まとめることも、付け加えることもありません。

あれが全てを含んでおり、すべてを構成しています。

人間の知恵であれらの原則にたどり着くことができるのですね・・・。

人知を超えてるA・T・スティル!

すごいよ!スティルさん!!

 

私たちは原則を知った時点で、既にGODHANDへと至る道の途中にいるようです。

GODHANDのテクニックが必要であればあなたはそこにたどり着くでしょう。

必要でないのであれば、あなたが求める場所にたどり着くでしょう。

 

この道中にいる限り

聞くのに100万円する身体の秘密も

明日か1年後か10年後かに自分で気付くことができます。

原則を強く信じられるのであれば

焦って知ろうとする必要はないのだと思います。

焦って知ろうとする人をカモにした方がセミナー運営は楽なんでしょうが(笑)

普通にやります。

とまあ、気付いたこと、楽しかったこと、大変だったこと、一年間いろいろありましたが

とりあえず受講生の方に

JICO関西支部が本気なのは伝わったことかと思います。

 

というわけで、全10回終わったばかりですが

 

もう既に

次をやりたくてたまりません!

 

この後、

4月5月6月と紹介コースを開催した後に

ベーシックコース2期を始めたいと思います。

参加したい方は、紹介コースにご参加ください。

あつまれー。

 

以下、今年の講習会開催のお知らせです。

2016年も、古典オステオパシーを研究することで治療家の技術力を向上させることを目的とし、クラシカルオステオパシーBasicコース(全10回)を開講します。

※ベーシックコース新規受講希望者は以下、紹介コース①と②の受講が必須となっています。

 

第1回 2016年 3月13日(日曜日)11時~16時 講師:西川茂樹

紹介コース① 歴史と原則 2時間

紹介コース② 原則と治療 3時間

第2回 2016年 4月17日(日曜日)10時~16時 講師:西川茂樹

紹介コース① 歴史と原則 2時間

紹介コース② 原則と治療 3時間

第3回 2016年 5月15日(日曜日)10時~15時 講師:小家大or西川茂樹

紹介コース① 歴史と原則 2時間

紹介コース② 原則と治療 3時間

第3回 2016年 6月5日(日曜日)10時~15時 講師:小家大

紹介コース① 歴史と原則 2時間

紹介コース② 原則と治療 3時間

参加資格:医療系資格保持者(民間資格・医療系資格養成校学生を含む)

講習会費用:①②20,000円

開催場所:京都整体からすまおいけ

京都府京都市中京区室町通御池下る円福寺町345サウス御池ビル7F

京都市地下鉄 烏丸線烏丸御池駅 徒歩3分

 

参加申し込みは電話かメールでお願いします。コース内容やその他のお問い合わせもどうぞ。

 

京都整体JICO関西支部ページ

 

ご来院いただき質問などに直接お答えすることもできますが、その際は事前にお時間をお電話でご確認ください。

 

075-211-4888 京都整体からすまおいけ

info@kyoto-seitai.co.jp

担当:小家大(コイエヒロシ)

以下、JICO関西支部要項です。

オステオパシーは、

約140年前アメリカの医師ATスティルによって見出された手技による医療哲学です。

クラシカルオステオパシー学会(以下JICO)はオステオパシーの治療4大原則に従い、

手技によって身体症状を改善させることのできる技術力を持った治療家を組織し、

近畿圏の地域社会に貢献することを目的としています。

「3つの方針」

① クラシカルオステオパシーの普及

クラシカルオステオパシーの普及がもたらす社会的恩恵は計り知れません。

慢性不定愁訴に悩む方を一人でも多く減らすために「ちゃんと」治せる治療家を増やします。

その為に、治療の基礎である診断能力底上げの為の勉強会を行います。

② 自分で考えて治せる治療家の育成 治療モラルの形成

特定の社会や時代にしか通用しないマニュアルに依存する治療・経営ではなく

自分の頭で考えて、真っ当に生き抜く地力を持つ治療家を応援していきます。

「上手い」と「まとも」は違います。患者を自己の利益追求の道具にせず、

相手の為に治療して奉仕することで正当な対価を受け取ることができる治療家を応援します。

③ 治療家の人生を豊かにする

治療家同士の交流を行うことで人脈をつなげていく。

クラシカルオステオパシーという同じ土台で学び続ける共有意識の元、

組織作りを行い、助け合える環境を作り上げていく。

また、関西における業界間雇用の融通を図り、

 

ニーズに合わせて自営者からの転換雇用や、会員新店舗の立ち上げスタッフの育成や、「まともな」治療家の独立を支援する。

将来的には関西地域での店舗間における、患者の紹介や症例の報告会などをクラシカルオステオパシーブランドの元で行っていく。

「3つの約束」

 

①オステオパシーの原則を元にした講習会を行い、「原則」の考え方を徹底して身に付けることであらゆる徒手療法家の実力を向上させることを約束します。

② 講習会運営側から一方通行になりがちな受け身型の講習会ではなく、相互コミュニケーションを図り、各受講者の直面する課題や個性を理解することに努めます。各受講生のメリットを把握し一体感のある集団を組織して、全ての受講生の満足度を高めることを約束します。

③会員からの実現可能なニーズを聞き取り、技術の研鑽と営業能力(個人、法人共に)を高められる材料を提供することで、持続的にオステオパシーを学び続けることのできる環境づくりを行い、治療家としての人生を豊かにすることを約束します。