膝痛が良くならない原因は？

膝の痛みでお悩みの方に必見です。

・歩ているているだけで膝が痛い。

・階段の上り下りで膝が痛くなる。

・運動やスポーツをしている時に膝が痛くなる。

・座ったり、立ったりするときに膝が痛い。

・膝を曲げれない、曲げたら痛い。

など、

膝が痛くなることで私生活の影響が出たり、やりたい事ができない！！

改善出来たら、人生変わりますよね。

冗談抜きに！！

 

膝関節の構造上、膝を曲げる時に脛骨がわずかに内旋(内に捻じれる)しながら曲がっていきます。

脛骨が関節面に沿ってちゃんと内旋出来れば膝はスムーズに曲がり、膝が悪い人はこの動きが出来なくなっていることが多です。実際、脛骨がわずかに内旋しなくても、屈げる時に必要な筋肉がしっかり機能していれば膝は強制的に曲がります。ただ、スムーズに膝が曲がっているわけではないので、知らず知らずに負担が膝関節に蓄積されていき、10年、20年、30年その状態で足を使っていくと負担が蓄積されて、最終的に痛みとなって症状として現れます。

膝周りの筋緊張や膝関節内の問題で膝が痛くなることが多いのですが、膝を何回も調整しても良くならな方は、膝以外に原因があります。

なぜ良くならないのかを簡単に説明していきます。

①股関節と足関節の歪みがある。

股関節や足関節がに歪みがあると膝関節が最終的にバランスを取り、股関節や足関節が歪めば歪むほど、膝に負担がかかります。

例えば、О脚の歪みで言えば。

女性のО脚の方は、股関節が内旋(内に捻じれる)し脛骨(膝より下にある足の骨)が外旋(外に捻じれる)いていることが多く、外方(外側に歪む)している方もいます。この状態は下肢全体が雑巾絞りをしたみたいに捻じれているので、真ん中に位置している膝に特に負担がかかってしまいます。

男性の場合は、股関節が外旋(外に捻じれる)し脛骨が外旋して外方している事が多いです。

負担がかかったまま生活していると膝に炎症が起こり痛みが発生し、何年もその痛みを我慢し続けると膝周りの骨が変形して最悪手術しないといけなくなる場合もあります。

②臀部から下肢かけての筋肉の緊張

人間が生活していくで、足を使わないことはないですよね。

足の使い方で常に使っている筋肉、使っていない筋肉が必然と出てきます。

使われ過ぎた筋肉は柔軟性がなくなり、常に短縮している状態になっているので、骨の歪みや、関節の可動性の減少が起こりやすくなります。

上記①でお伝えいたように歪みがあると膝に負担がかかってしますので最終的に痛みが出てしまします。

③筋膜の緊張

筋膜は筋肉の周りを包んでいる膜の事で、筋膜は連動性があり、一つの筋肉が緊張すると連動している筋膜が引っ張られます。引っ張られている筋膜や筋肉もその影響で緊張します。

筋膜が緊張することで、他の部位に症状が出ることも多くあり。

膝痛も膝周りとは別の筋膜の緊張で痛みが出ることもあります。

筋膜と筋肉がくっついて柔軟性がないと筋肉が伸び縮みしづらいので、体液循環が悪くなり症状が出やすくなります。

まずはそのくっついた筋膜と筋肉の状態を改善しなければいけません。

軽度にくっついてしまってる場合はストレッチなどで緩めることが出来るのですが、ガッツリこびりついている場合は、手技などではがしていかなくてはいけません。

筋膜と筋肉がスムーズに動くようになると、負担が軽減されて症状が改善されやすくなります。

 

改善しない膝痛を改善させるには。

上記３つの原因から、膝だけ治療しても良くならないことが多いです。

膝の調整をするのはとても大切ですが、股関節と足関節の歪みがある場合、その歪みもを調整しにとまたすぐに膝に負担がかかり痛くなってしまいます。

何回も膝の治療をしても良くならないのは本当に必要なところが調整されてないからって事が結構多いんです。

股関節、膝関節、足関節の歪みを整えると下肢の筋緊張や血液循環も良くなることで膝の痛みは改善されていきます。

 

自分で出来ることとしては、大きく股関節を回したり、足首を回したりして筋肉を使ってあげて下さい。

膝痛に関連している筋肉のストレッチも有効的です。

出来るならストレッチやエクササイズも詳しく記載したいのですが、人それぞれ歪み方も筋肉の緊張度合いも違うので自分に合ったストレッチやエクササイズを探して実践してみて下さい。

下のサイトを参考にして下さい。

下肢のストレッチはこちら➡ストレッチ

下肢のエクササイズはこちら➡エクササイズ

膝の症状名や解剖学

膝の症状名について➡症状名

膝の解剖学について➡解剖学

最後に…

膝の違和感や痛みは、そのままにしていると将来大変なことになる可能性があるので、早い段階で改善してください。

まずは股関節と足関節を無理のない範囲で大きく動かしましょう。

 

ご覧いただきありがとうございました。

京都整体からすまおいけ　　　浅生

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