毎年この時期になると

こんにちは、京都整体の粟野です。

3月も半ばを過ぎまして、桜の開花が待ち遠しい季節になってきました。私が京都整体で働き始めてからもあっという間の1年でした。

さてさて、個人的には1年の中で一番好きな3月中旬から4月の下旬にかけての季節ですが、毎年この時期になると何故か右手の指の肌が荒れます。5本全部では決してなくて人差し指と中指、薬指だったり。今年は中指と小指。肌がガサガサに乾燥して割れたりするので毎日の絆創膏が欠かせません。

もちろん手を使うお仕事ですので、これは不都合なはなしではあります。10年くらい続いてますし。ただ、この毎年の指の肌荒れの症状は、桜も散って暖かくなり、(地元の山形では桜の満開は四月下旬くらいなのです)GW前くらいになると何もしなくとも綺麗さっぱり無くなってしまいます。それまでのガサガサが嘘のようにまったく痕もなく普通の状態に戻ってくれるのです。だいぶ前にあまりにも症状が酷かった時に皮膚科に行ったことがありましたが、初診の際に思うところがあって行ったのはその初診の一回だけでした。

不便、不都合という感情も今ではどこかにいってしまい、なぜなのかな? 人のからだは不思議だな~くらいの軽い気持ちしかありません。中指小指がこんなにガサガサなのに人差し指と薬指が何とも無い状態に至らしめている要因があると思うとホントに不思議です。

毎年この時期に決まって指が荒れる原因自体は、身体のデトックス機能だと考えています。 冬から春への変わり目の時期とデトックスの関連は東洋医学でも言われたりしています。

毎年、ちゃんと季節の変化を感じ取り、決まった時期にデトックス作用としての肌の症状を出しているとしたら、そうさせている自らの内側の作用、自然治癒力に感謝の気持ちが湧いてきます。体に溜め込んだ毒素の具合の一年の採点のようにもなっているかもしれません。今年はそういえば、以前よりも肌の荒れる面積や荒れ方が小さい感じです。

皆さんも、何かしらの決まって出てくる不調や症状がありましたら、可能でしたら一度、身体の内側からのサインやメッセージのようにとらえてみて下さい。赤ちゃんが泣いている時みたいな感じですね。 潜在的な訴えに耳を傾けると、自身のからだは喜んでくれると思います。

暖かく穏やかな春の季節をまた気持ちよく迎えられますよう、どうぞご自愛下さい。