最近、寝違えちゃいました。首以外の寝違いの原因について。

京都整体の浅生です

 

最近、風邪をひいて寝込んでいたら、寝違えちゃいました。

胃腸の調子も悪く最悪な状態での寝違い。

寝違いはつらいですよね。

今回寝違えた原因と寝違える原因を簡単に説明します。

 

寝違えといっても、原因はいろいろあります。

首単体で悪くなっていることもありますが、意外と別のところが原因の場合があります。

首が悪くて首をケアするのは当たり前なので、首以外の原因についてお伝えいたします。

 

胸椎の歪みや可動減少がある場合

首を動かすときに背骨も一緒に連動して動いているのですが、

胸椎の動きが悪く、歪みがあると首が最小限の力で動かなくなります。

実際、動かせることはできるのですが、首や首周りの筋肉を必要以上に使い動かすことになってしまいます。

その状態で身体を使うと常に首にストレスがかかり首や肩こり、背中のはりが出てきて最終的に首が動かせないほどの痛が出てしまいます。

首が痛くて首ばかりケアしていても治るのに時間がかかってしまいますし、寝違いになりやすい身体になってしまいます。

なので、背骨の歪みや可動性を改善させましょう。

腕に筋緊張がある場合

腕の筋肉が緊張していると、筋肉の周りにある筋膜も緊張します。

筋膜は連動性があるので、肩や首、背中の筋膜が腕に筋膜に引っ張られてしまいます。

その状態が続けば、必然と肩や首、背中の筋肉が固くなり、血流が悪くなることで炎症が起り、その結果、寝違えの症状になってしまうことがあります。

腕を長時間使う方、特にPCを使う方は要注意です。

長時間のデスクワークは、同じ姿勢、同じ動作を延々とし続けているので、血流が悪くなり、思っているより筋疲労もしています。

こまめに、身体を動かす事や、腕のストレッチやマッサージをして下さい。

 

内臓器の問題

これ、ちょっと理解しにくいと思いますが、今回私が寝違えた原因です。

寝違えた症状は首の前の異常な筋緊張でした。

首を捻じったり、横に倒したり何をしても痛くてつらい。

首や肩、腕の筋肉を緩めても全く良くならない。

何が原因なのか?

あ、筋膜のディープ・フロント・ライン(DFL)や!!

DFLは身体の中を通る筋膜のラインです。

実際、右の大腸、大腰筋を押さえるとかなりの圧痛。

これや!!

自分でその部位を緩めると、痛みが7割くらいとれました。

以前、虫垂炎の手術をしているので、右の大腸と大腰筋が癒着しやすくなっていて、

その癒着している膜が首の筋膜を引っ張っていたせいで、首の痛みや緊張がとれなかったみたいです。

この部位が癒着すると便がゆるくなったり、下痢になったり、腰痛の原因になるので虫垂炎の手術されている方はご注意ください。

 

寝違いの原因は他にもたくさんあります。

今回お伝えした原因は私が施術していて首以外で多いケースを紹介しました。

内臓器はレアケースでちょっと少ないですが。

 

主に、腕の緊張、脊椎の歪みや可動減少が多いですかね。

 

寝違えて首をケアしてもよくならない方、参考にして下さい。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。