赤い字だけ読んでね♡ 小家大プロフィール①
JICO関西支部の小家大です。
講習会でみなさんの前で話すこともあるので
僕がどういう人間でどういう考え方を持っているかを知ってもらった方が
講義が分かりやすくなるはず
なってほしい!なれッ!!という思いを込めて
生い立ちから現在に至るまで
10回くらいに分けて書いていこうと思います。
長いので読むのがめんどくさい人は赤い字だけ読んでね。
幼少期から中学まで同級生6名、小中一貫の複式学級。冬季は豪雪の為、分校での授業。学校の1階が小学校、2階が中学校。
現代の社会問題限界集落先取りな土地で育ちました。
「素朴な田舎の大自然の中で育った」と言えば聞こえはいいですが
自然といっても、闇雲に植林された杉の木だらけの人工林。
(花粉を浴びて暮らしてきましたが交感神経優位の僕は花粉症にはなりません)
いい所は家が広いことくらい。田舎の家はどこも無駄に大きいので、庭はバスケットコート、玄関はバトミントンコート。資産価値はゼロですが・・・。
田舎過ぎて、コンビニも、マクドナルドも、吉野家も、ボウリングも、遊園地も、何もありません。
隣町などなく、校区全住民みんなが顔見知りで、グレようもなくヤンキーもいない。
塾もなかったし、行く学校は選べないので受験戦争もない。
保育園から中学までみんな同じテレビ番組を見て、毎日同じ顔触れで遊んだり勉強したりしました。
テレビも車もあったので吉幾三ほどではない。
ただ、生まれ育った環境はマイナーな方だと思います。
この生まれが育んだ価値観が僕の独自性の原型の一つとなったのは間違いありません。
しかし、問題が一つ。
家庭の経済状況が貧乏ではありませんでした。かといって、金持ちでもない。
親戚関係も仲良し。何も無いのが当たり前で、普通に全てがつつがない。
THE普通。
(まあ、今になって考えてみれば普通じゃないこともあったので、「普通ぶってた」というのが真実なのですが)
幼い頃読んだ伝記には、とんでもなく不幸な人間が偉業を成し遂げた話しかありませんでした。
幼い頃の僕はきっと、偉人になりたかったのでしょう。
分かりやすい発奮材料が無い!
「これは、まずい・・・このままでは箸にも棒にも引っかからない人間になってしまう!!」
物理的な人の流れのない空間は、箸にも棒にも引っかからない人間を製造する工場。
閉じられた関係性の中では、関係性を維持する事が至上命題です。
個とは真逆のベクトルで常に抑圧されており、特性や素質といったものが目に見えても評価しません。
見て見ぬ振りが僕の長所にしろ短所にしろ得意技なのですが、それはこの土地柄によるものだと思います。
田舎のそういう人間教化機能が役に立った時代が長くあったのでしょうが、
お金というエネルギーが一気に膨張し爆発し荒れ狂った80年代~90年代。
閉じられた関係性の外側には、荒れ狂う社会があるのだろうなあと妄想しながら
牧歌的な(フリの)毎日を嘘臭ーく感じていました。
田舎のノスタルジックな機能に依存している自分がイヤでイヤでしょうがない。
「このまま普通に囲まれて普通になっていくのだろうなあ・・・」と
何となく不安で妄想ばかりしている少年時代でした。
普通に囲まれていた僕が
分かりやすく普通ではない点がありました。
ど田舎で育ったという以外で、僕が誰にも負けない理由の一つなのですが、
次、書きます。
JICO関西支部 支部長 小家 大 (コイエヒロシ)
石川県珠洲市出身。高校まで地元で過ごし、京都に大学進学。
大学卒業後、呉服小売店勤務を経て、カイロプラクティックの専門学校に入学。
専門学校卒業後、整体店勤務を経て、2009年1月京都整体からすまおいけを起業。
2011年クラシカルオステオパシー研究会(現クラシカルオステオパシー学会 以下JICO)に出会い感銘を受ける。
以後、JICOのセミナーを受講しながら、店舗運営の基礎をクラシカルオステオパシー中心に移行していく。
2014年JICO関西支部立ち上げの際、支部長に任命。2016年現在に至る。
以下、講習会開催のお知らせです。
2016年も、古典オステオパシーを研究することで治療家の技術力を向上させることを目的とし、クラシカルオステオパシーBasicコース(全10回)を開講します。
※ベーシックコース新規受講希望者は以下、紹介コース①と②の受講が必須となっています。
第1回 2016年 3月13日(日曜日)11時~16時 講師:西川茂樹
紹介コース① 歴史と原則 2時間
紹介コース② 原則と治療 3時間
第2回 2016年 4月17日(日曜日)11時~16時 講師:羽場隆人or小家大
紹介コース① 歴史と原則 2時間
紹介コース② 原則と治療 3時間
第3回 2016年 5月日曜日予定 11時~16時 講師:未定
紹介コース① 歴史と原則 2時間
紹介コース② 原則と治療 3時間
参加資格:医療系資格保持者(民間資格・医療系資格養成校学生を含む)
講習会費用:①②20,000円 事前振込でお願いしております。
開催場所:京都整体からすまおいけ
京都府京都市中京区室町通御池下る円福寺町345サウス御池ビル7F
京都市地下鉄 烏丸線烏丸御池駅 徒歩3分
参加申し込みは電話かメールでお願いします。コース内容やその他のお問い合わせもどうぞ。
ご来院いただき質問などに直接お答えすることもできますが、その際は事前にお時間をお電話でご確認ください。
075-211-4888 京都整体からすまおいけ
担当:小家(コイエ)
以下、JICO関西支部要項です。
オステオパシーは、
約140年前アメリカの医師ATスティルによって見出された手技による医療哲学です。
クラシカルオステオパシー学会(以下JICO)はオステオパシーの治療4大原則に従い、
手技によって身体症状を改善させることのできる技術力を持った治療家を組織し、
近畿圏の地域社会に貢献することを目的としています。
「3つの方針」
① クラシカルオステオパシーの普及
クラシカルオステオパシーの普及がもたらす社会的恩恵は計り知れません。
慢性不定愁訴に悩む方を一人でも多く減らすために「ちゃんと」治せる治療家を増やします。
その為に、治療の基礎である診断能力底上げの為の勉強会を行います。
② 自分で考えて治せる治療家の育成 治療モラルの形成
特定の社会や時代にしか通用しないマニュアルに依存する治療・経営ではなく
自分の頭で考えて、真っ当に生き抜く地力を持つ治療家を応援していきます。
「上手い」と「まとも」は違います。患者を自己の利益追求の道具にせず、
相手の為に治療して奉仕することで正当な対価を受け取ることができる治療家を応援します。
③ 治療家の人生を豊かにする
治療家同士の交流を行うことで人脈をつなげていく。
クラシカルオステオパシーという同じ土台で学び続ける共有意識の元、
組織作りを行い、助け合える環境を作り上げていく。
また、関西における業界間雇用の融通を図り、
ニーズに合わせて自営者からの転換雇用や、会員新店舗の立ち上げスタッフの育成や、「まともな」治療家の独立を支援する。
将来的には関西地域での店舗間における、患者の紹介や症例の報告会などをクラシカルオステオパシーブランドの元で行っていく。
「3つの約束」
①オステオパシーの原則を元にした講習会を行い、「原則」の考え方を徹底して身に付けることであらゆる徒手療法家の実力を向上させることを約束します。
② 講習会運営側から一方通行になりがちな受け身型の講習会ではなく、相互コミュニケーションを図り、各受講者の直面する課題や個性を理解することに努めます。各受講生のメリットを把握し一体感のある集団を組織して、全ての受講生の満足度を高めることを約束します。
③ 会員からの実現可能なニーズを聞き取り、技術の研鑽と営業能力(個人、法人共に)を高められる材料を提供することで、持続的にオステオパシーを学び続けることのできる環境づくりを行い、治療家としての人生を豊かにすることを約束します。