子ども整体と無限の樹形図

こんにちは。 京都整体の粟野です。

七月にスタートした子ども整体教室ですが、なかなかの好評をいただいております。

一般の方には、やさしく触るのにはっきりと変化があらわれて調整できるのが不思議なようでした。

人間のからだの大部分は水ですし、子どもさんのお体はやわらかいので大人以上にやさしいタッチで変化してくれます。

お子さんと一緒に参加されたお母さんと、小さい娘さんの背骨や胸郭に触れてリリースする感覚を実際にやってみたのですが、あらためてこの部分は私も感じました。

余計な調整刺激は逆にお子さんの持つ治癒力を邪魔してしまいます。内側にある力を信じて引き出してあげて健康に導くことが肝要です。

お子さんの健康な成長に寄与できるというのは本当に意義深いと感じます。

以前、週刊少年サンデーで連載していた「最上の命医」という漫画(主人公が小児外科医師)の中で、「無限の樹形図」(人に助けられた人間が別の人間を助けることで描かれる「無限の樹形図」。治療は目の前の患者だけではなくその家族や子孫の繋がりである「無限の樹形図」を救うことになる)という言葉が出てきて、この考え方はすごくいいなと思いました。漫画のストーリとしてはぶっ飛んだところもありましたが(特に第二部)無限の樹形図という言葉は何故かすごく引っかかるものがありました。

徒手療法は、外科医療のような救命の立場とはもちろん異なりますが、手を当てた方と縁を交える。大げさに言えば、何かしらの因果に関わらせてもらう点は同じと私は考えています。

身体と気持ちが楽になったら、その先の行動や口から発せられる言葉が変わります。その行動や言葉の先に居る人達へ波の波紋のようにそれは伝わっていきます。

バタフライエフェクトという言葉もありますね。

子どもさん先に広がる樹形図はとても広大です。

今、触れた手の下の幼い存在が、20年後に出会い係り合いを持つどこかの誰かにも良い因果を含められたらと思います。

講座内容:詳しくは➡子ども整体