肩こりが気になって仕事に集中できない。
毎日、そんな状態だと何をするのも憂鬱になりますね。

そんな厄介な肩こりをスッキリ解消したいと思ったことはありませんか?
今から、肩こりの仕組みと解消法について説明します。

 

肩こりの種類は無数にありますが、原因は1つしかありません。

それは血液による栄養供給の低下です。

 

そして
血液による栄養供給が低下する原因は2つ。

①肩を構成する様々なパーツ間の可動域が低下している。

肩を構成するいくつかの組織と組織の間に本来あるはずの可動性が減ることで、
細胞の中の血液を吸ったり出したりするポンプ機能が低下し
組織の正常な状態(ここでは肩こりが無い状態)を維持するために
必要な栄養と代謝物質の排泄が不足する状態が長く続いたためです。

※組織=筋肉・筋膜・腱・骨・血管・神経など、身体を構成する諸々の組織

可動域の低下の解決方法は

くっつきをはがして可動域を戻す。→整体、マッサージ、運動など

例えば、腕を大きく振る、肩を回すなど、
動く範囲を広げることを意識して運動することで簡単な可動域の改善はできますね。

 

 

②血液の栄養状態が悪い

血液自体には、酸素などの栄養を運んだり、疲労物質などを運び出す機能がありますが
様々な理由により、その機能自体が衰えてしまっている場合があります。

洗濯機の水を取り替えずに次の洗濯物を洗ったらどうなるでしょうか?
キレイになりませんね。
栄養状態の悪い血液をいくら循環させても、肩こりは楽になりません。
健康な身体を維持するためには、血液の機能が正常である必要があります。

血液の栄養状態が悪いことに対する解決方法は3つ。

1)摂り過ぎを減らす

糖分、炭水化物(白米、パン、麺類)お酒、油、カフェイン、薬などを摂り過ぎていないでしょうか。
どんなものでも大量に摂取すると身体に良いことはありません。
肩こりがひどい人は、特に糖分、炭水化物を取り過ぎていることが多いです。
糖質・炭水化物の量を現在の6割程度にしてみましょう。

2)血液を浄化する

浄化するといっても、難しいことをする必要はありません。
身体中の血液が血液の浄化装置である肝臓・腎臓の中を通過しやすいような姿勢をとると良いでしょう。
そう「横になる」のです。

3)深呼吸する

人は呼吸によって血液中に酸素を取り込んでいます。
呼吸が浅い人は、血液中に酸素を取り込めていません。
ゆっくり長く深呼吸するように心がけてみてください。
10秒吸って、10秒とめて、10秒かけて吐いてみましょう。

 

 

以上をまとめます。

肩こりを改善するには

 

「肩を動く範囲ぎりぎりを意識しながら大きく動かす」
目的:肩を構成している腕、胸、背中、首の、骨・筋肉・神経・血管を動かして可動域を増やす

「糖質・炭水化物の量を減らす」
目的:血液の栄養状態を改善する

「こまめに横になる」
目的:(1)血液の循環を重力から解放し、下半身の血液が上半身を循環しやすくする。
(2)血液を、肝臓・腎臓でろ過させやすくすることで血中の疲労物質を減らし新鮮な血液を肩に届ける。

「深呼吸する」
血液中の老廃物を出して、酸素を取り込み、血液の栄養状態を改善する。

 

 

さあ、頑固な肩こりを治すために、まずはスマホをしまうか、パソコンをシャットダウンしましょう。
そして、横になるスペースを今すぐ確保してください。

5分横になっているだけで肩が軽くなるのを感じることができるでしょう。
頑張るのは肩が軽くなってからにしましょうか。